スロット打ちのエクセル講座その4(確率の話)
今回は確率の話という事で、どれくらい回せば当たるのか?
あの特化ゾーンってどれくらい継続するものなのかって事を計算してみたいと思います。
はじめに・・・
今回は次回予定の設定判別に使う関数の他スロットの確率計算に使えそうな関数をいくつか紹介したいと思います。
とりあえずの更新予定です。
更新予定
その0 :はじめに(まだ見ていない方はとりあえず見てください)
その3 :機械割を計算してみる(小役とボーナス確率から・・・)
その4 :確率の話(何回回せば当たるのか?)今ココ!
その5 :設定判別(こぜ6)
その6 :期待値計算(期待値は稼いだ?)
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とりあえず単純な所から・・・
Q.サイコロを1回振って1が出る確率は?
A.1/6ですね。
それでは6回振ったらどうなるか?
感覚的に想像がつくと思いますが、必ず1が出るわけでは無いと思います。
それを計算する方法に二項分布という考えがあります。
じゃ二項分布って何って聞かれてもうまく答えられないので細かい説明は省いて、これを使えば計算できるという体で話を進めます。スミマセン
早速エクセル(私はopenofficeですが)で計算してみましょう。
使用する関数は「BINOMDIST」という関数です。
入力形式は「BINOMDIST(成功回数;試行回数;成功確率;関数形式)」です。※エクセル(本物)では(;)を(,)に変えて入力しないと書式エラーになると思います。
順に言葉を置き換えていくと
成功回数はボーナスや小役の出現回数
試行回数はそこまでに回したゲーム数
成功確率はそのまま対称役の成立確率
そして関数形式はまず”0”を使います。これはヘルプの解説には単一事象の確率と書いてありますがとにかくこれで試行回数回した時の成功回数が出る確率を計算してくれます。
例題としてボーナス確率1/240の台を7200ゲーム回して当たりが30回になる確率を計算する時は
「 BINOMIDIST(30;7200;1/240;0) 」と入力します。すると答えは
=0.0727863・・・ となります。
大体7%が1日打って確率通りに出てくれます。たったそれだけ?という感じですが、大当たり回数を変えてみればわかると思いますが、1回や2回くらいの差だとほとんど確率が変わらないと思います。設定推測難しい。
次に関数形式”1”を使ってみます。
ヘルプには累積確率と書いてあります。もう少し言い換えると試行回数分回した時に成功回数以下になる確率を計算してくれます。
これも例題としてボーナス確率1/240の台を240ゲーム回した時当たり回数が1回以下の確率を計算してみます。
「 BINOMIDIST(1;240;1/240;1) 」と入力します。答えは
=0.735759・・・ となります。
これは240ゲーム回すと当たりが1回または0回の場合です。という事は確率分回しても1回も当たらない確率は
「 BINOMDIST(0;240;1/240;1) 」
=0.367111・・・ となり大体37%は確率分まわしても当たらないです。
言い換えると確率分母まで回すと63%は当たるという事になります。
この63%という数字は確率分母が変わってもあまり変わりません。(試しに大当たり確率を1/400にして400回回したとして計算してみてください)
ついでに1/240が1000回回しても当たらない確率は大体1.5%です。
予想より高かったでしょうかそれとも低かったでしょうか?
ま~これからは天井恩恵のある台はなくなる?そうなので気にしなくても良いかもしれません。。。
最後にもう1つ使えそうな関数を紹介します。
関数名はNEGBINOMDISTで、負の二項分布といいます。
書式は「 NEGBINOMDIST(失敗数;成功数;成功率) 」です。
成功数の数まで失敗数の数が出ない確率が求められます。
※注意点としては成功数と失敗数の合計が2回以上になる事と成功数と失敗数は整数で入力するという事です。
これが、どんな時にスロットの確率計算に使えるかと言えば特化ゾーンやチャンスゾーンの計算に使えます。
例題としてガールズ&パンツァーのあんこうチャレンジを計算してみます。
80%を4回継続すれば良いので
「 NEGBINOMDIST(0;4;0.8) 」
結果は0.4096・・・ 約41%です。
今回は特に表も使わず関数の説明だけでしたが大体わかってもらえたでしょうか?
次回はこの関数を使って設定判別をしてみたいと思います。