パチンコ打ちのエクセル講座(6.その他)
今回は確変機の平均出玉について計算してみたいと思います。
1.平均出玉を計算してみる
確変機によっては出玉なし確変を確変確率に含めて表記していますが、平均出玉算出時は出玉あり大当たりと通常大当りの比率で考えます。
又時短分は分けて計算します。
大当り確率1/320
大当り時出玉1,500個
出玉あり確変50%
出玉なし確変30%
通常大当り20%
時短100回転
とします。
連チャン率の計算
出玉あり確変大当り÷(出玉あり確変+出玉あり通常)
50÷(50+20)≒74.1%
従って時短を考慮しない平均連チャン数は
1÷(1-出玉あり確変確率)
1÷(1-0.714)≒3.5連チャン
時短引戻し分
引戻し確率
1-BINOMDIST(0;100;1/320;0)≒0.269(26.9%)
平均連チャン数
1÷(1-時短100回転での引戻し確率)=時短引戻しでの連チャン数
1÷(1-0.269)=1.368連チャン
初当り時の平均連チャン数
時短を考慮しない連チャン数×時短引戻しでの連チャン数=初当り1回での連チャン数
3.5×1.368=4.788連チャン
平均出玉
1回あたりの出玉×平均連チャン数=平均出玉
1,500×4.788=7,182個
まとめ
ラウンド振分けがあったりST機の突入率に振分けがある場合も連チャン率、平均出玉を同様に算出できれば計算可能だと思います。
前回作成分のシートを基に変更して各バージョンに対応していけば、最終的には確率を変えるだけで全ての機種のボーダーが出せるようになると思います。
後は算出したボーダーを基に実戦値から期待出玉の算出などに利用してもらえたら嬉しいです。
ボーダーを出す為の概念、計算式についての説明でしたが、とりあえずこれで終了したいと思います。
又エクセルを使っての記事を作成した際はよろしければ、ご覧下さい。
記事一覧 |
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0.はじめに |
1.ボーダーラインとは? |
2.平均連チャン数を計算してみる |
3.大当り時の平均出玉を計算してみる |
4.ボーダーを計算する1 |
5.ボーダーを計算する2 |
6.その他 |