スロット打ちのエクセル講座その5(設定判別)
今回は前回使用した関数BINOMDISTを使い設定判別を行ってみたいと思います。
はじめに・・・
今では便利なアプリもありますが、自分で作る事のメリットはやはりカスタマイズできる事だと思います。特定条件、区間での判別。どれくらいデータをとれば判別が有効になるか。エクセルならば動作も快適です。とりあえずで良いので試してもらいたいと思います。
とりあえずの更新予定です。
更新予定
その0 :はじめに(まだ見ていない方はとりあえず見てください)
その2 :平均回転数を計算してみる(基本だけど重要)
その3 :機械割を計算してみる(小役とボーナス確率から・・・)
その4 :確率の話(何回回せば当たるのか?)
その5 :設定判別(こぜ6)今ココ!
その6 :期待値計算(期待値は稼いだ?)
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今回も前回(その4 確率の話)を見て頂いているとして話をすすめます・・・
前回は主に使用する関数の説明のみでしたが、この関数を実践で使うにはどうしたらよいか?を紹介したいと思います。
まずこの様な枠を作成してください
今回も黄色部分が色々数値を変える部分、灰色が内部的に計算をしている所、赤色が結果を表示する部分です。
色々エラーが出ていますが、これから数値を入れれば消えます。
入力する数値はまずG列ではE列で入力した数値を実数に置き換える為に
「 =1/E4 」(入力値が変わる部分はE4の部分です)
H列では前回使用した関数を使い
「 =BINOMDIST($C$4;$D$4;G4;0) 」(入力値が変わる部分はG4の部分です)
これを各設定分入力
そして結果を表示するI列に
「 =H4/($H$4+$H$5+$H$6+$H$7+$H$8+$H$9) 」(入力値が変わる部分はH4の部分です)
確率部分は入力した数値を確認する為に
「 =D4/C4 」と入力します
例題として今回もエヴァ魂のベル確率を使ってみます
CASE1. 1000ゲーム消化した時点でベル確率が6
当然6の可能性が一番高くはなっていますが、この値だけでこぜ6と宣言するには無理がありそうですね
CASE2. 8000ゲーム消化してベル確率が6
ここまでくれば少なくとも高設定は確信できると思いますが8000ゲーム消化して設定がわかったとしても実は低設定だった場合は目も当てられないですね。
という事で、できるだけ少ないゲーム数で判別したいと思う事は当然の流れ。
どうしたら良いか?判別対象を増やしてみます。
ベル確率に加えて弱スイカも判別対象に加えます。入力欄1と同じ表を作り弱スイカ確率を入力します
CASE3. 1000ゲーム消化してベル確率、弱スイカ確率共に6
サンプル数が少ない事もあって弱スイカもそれ程差がありません。このままでは判別対象を増やした意味がありません。
という事でこの2つを合成して考えてみます。
方法はベル確率のHセルと弱スイカ確率のHセルを掛け合わせてその値で結果の計算「 =H4/($H$4+$H$5+$H$6+$H$7+$H$8+$H$9) 」(セルの座標は自分の入力箇所に合わせてください)をしてください。すると・・・
となります。CASE1.よりは設定を絞りやすくなっていると思います。
同様に3役で判別をしたい場合は3役の結果を全て掛け合わせれば良いです。
という事で判別制度をあげる為には対象役を増やすか、判別ゲーム数を増やす事になります。
自分で条件を変えてシミュレーションして何ゲームでどれくらいの値なら勝負するか決めて勝負するのも良いかと思います。
CASE4. 8000ゲーム消化してベル確率、弱スイカ確率共に6
こんな台打ってみたいですね。。。
次回は期待値計算の予定ですが、まだ何も作ってないのでこれから勉強しつつ作るので少し更新遅くなりそうです。