スロット打ちのエクセル講座その2(平均回転数)
前回は小役の合成確率を求めてみました。
はじめに・・・
その流れで今回は1kでどれくらい回るのか小役確率から求めてみたいと思います。
最近は色々貸し出し枚数もありますが、特に断りがない限り1k50枚で計算します。
今回も出来るだけ丁寧に説明したいと思います。
質問があれば是非コメント欄に入力をお願いします。
コメント欄は承認制にしてありますので、掲載はイヤだけど質問したい場合はそのように記入して頂ければ対応したいと思います。
とりあえずの更新予定です。
更新予定
その0 :はじめに(まだ見ていない方はとりあえず見てください)
その2 :平均回転数を計算してみる(基本だけど重要)※今ココ!
その3 :機械割を計算してみる(小役とボーナス確率から・・・)
その4 :確率の話(何回回せば当たるのか?)
その5 :設定判別(こぜ6)
その6 :期待値計算(期待値は稼いだ?)
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多分回転数を求める方法は何通りもあると思うのでもっと簡単な方法もあったりすると思いますが、ま~こんな方法もあるんだなと思ってもらえれば幸いです
例題は前回に続いてエヴァンゲリオン魂を繋ぐものを使用します
まずは小役確率
設定 | ベル(10枚) | 滑りベル(10枚) | 弱チェ(1枚) | 弱スイカ(15枚) |
1 | 1/10.40 | 1/81.9 | 1/113.19 | 1/79.44 |
2 | 1/10.32 | 1/81.9 | 1/108.15 | 1/75.59 |
3 | 1/10.16 | 1/72.8 | 1/103.04 | 1/72.10 |
4 | 1/9.93 | 1/72.8 | 1/98.85 | 1/68.70 |
5 | 1/9.64 | 1/65.5 | 1/94.57 | 1/65.60 |
6 | 1/9.30 | 1/65.5 | 1/86.23 | 1/62.77 |
小役 | 確率 |
リプレイ(3枚) | 1/7.30 |
強スイカ(15枚) | 1/341.33 |
強チェ(1枚) | 1/992.97 |
※前回は設定差のある小役だけ使いましたが今回は回転数を求める為に全ての役を使います。そして払い出し枚数を追記しています(リプレイは3枚役として計算します)
今回の計算の流れは1ゲーム回すと何枚減るか平均を計算して最終的に1k(50枚)で何ゲーム回せるか計算する事が目標です。
まずは各種数値を入力した表を作成します
※今回も前回と同じで全く同じデザインで入力する必要は無いです。自分がわかればOKです色分けも前回と同じです
※小役確率は分母のみで入力します。
ちょっとボリュームがありますが、頑張って入力しましょう。。。
次にこんな感じの表を作成します
※上で作った表とほとんど同じなのでコピーして貼り付けるなどして作成してください
そしてどんな式を入力するかというと
例えば設定1のベル確率は1/10.4で10枚の払い出しなので考え方を変えると1ゲームあたり10/10.4枚払い出しがあると考える事ができます。
という事で設定1のベルを例にするとベルの払い出し枚数が入力されているセルの座標B3と設定1のベル確率が入力されているF2を使い「=B3/F2」と入力します(入力座標は自分が入力した場所に対応させてください)
そして今回はベルの払い出し枚数の座標B3を「$B$3」として「=$B$3/F2」と入力します
これは設定1~設定6まで全て同じ数値を使うのでコピーして張り付けた時に参照座標が変わらない様にする為の書式です。絶対参照で検索すると説明があると思います。
後は全役を同じ考え方でエクセルに入力していきます・・・
完成するとこんな感じになります
ここまで着たらあと少しです。
次にこんな感じの表を作成します
まず合計欄で各設定の払い出し全7役を合計します。
自分の場合E11+F11+G11+H11+I11+J11+K11です。
このまま入力しても良いですが、合計する場合SUMという関数があるので
「=SUM(E11:K11)」と入力しています。そして減少枚数は1ゲーム3枚使って合計で求めた枚数が戻ってくるので「=3-合計(の座標)」と入力
回転数は1k50枚なので「=50/減少枚数(の座標)」
※47枚貸しなら50を47にすればOkです。なかなか47枚貸しでの回転数を記載したサイトは無いと思うので天井までの投資金額の把握などに使ってもらえると嬉しいです。
これを6設定分コピーして張り付けるなどして完成です。
結果は・・・
設定1が39.6回転で設定6は46.9回転になりました。あってますよね?
今回も表を作るだけで結構大変かもしれませんが1度作ってしまえば使い回しがきくので頑張って完成させてください。
次回は機械割を計算したいと思います。
ここまで出来ていればもうわかってしまったかもしれませんが、今回の式に少し追加するだけで完成します。という事でそんなに手間もかからないので予定通り更新できると思います。