解析記事を解析してみる(その3・それでも高設定)
不定期更新の「エクセル講座」その3です。
前回のその2はこちら
「エクセル講座」としていますが、今回もエクセル要素は皆無です。ただし少しだけ数字の話があります。
かなり強引で説得力に欠けると思いますが、よろしければ、ご覧下さい・・・
それでも高設定!
解析数値の基本的な情報としてボーナス確率、ART確率、機械割などがあると思います。
大抵の機種はまずこの値が公開され、その後小役確率などが公開されていくパターンが多いと思います。
そして最近は少しずつ変わってきていると思いますが、お店が望んだのかお客が望んだのか解りませんが、一撃性能を追求した機械が数多く登場しています。
ただ、一撃性能を上げると当然ながら初当り確率が重くなってしまいます。
ボーナス確率が4桁とか見てしまうと打つ事をためらう人もいるかもしれません。
それでもこれなら打てそうと思ってもらう為?の都合の良い表現に「合成確率」があります。
BIG・REGの合成確率はま~問題無いと思いますが、ボーナス+ARTの合成確率が掲載されている時は少し注意してみてください・・・
まず、ARTの抽選システムがどうなっているのかがポイントです。
通常時のCZからの突入がメインの機種の場合は状況が変わりますが、これからの主流になる?可能性のある「ARTへの突入はボーナスからのみ」の場合(ビビッドレッドなど)は合成確率を気にしてもあまりうまくないと思います。
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どうしてか?
例題として以下の数値を使用します。
設定 | ボーナス合成 | ART |
ボーナス+ ART合成 |
---|---|---|---|
1 | 1/300 | 1/600 | 1/200 |
6 | 1/200 | 1/400 | 1/133 |
前提としてARTはボーナスからしか突入しないので、ボーナスからのART突入率50%のA+ART機です。
このスペックの機械を打った時の仮想履歴です。
ゲーム数 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
0 | 開始 | |
190 | REG |
ART非突入 |
210 | BIG | ART非突入 |
180 | REG | ART非突入 |
220 | BIG | ART非突入 |
設定6なら合成確率が1/133なのに毎回初当りに200ゲームくらいかかって合成確率も1/200だから設定1?・・・では無いですよね。
この履歴から考える事はボーナス出現率です。
ボーナスの出現率は1/200なので1か6かと聞かれれば6の可能性が高くなります
ボーナスからのART突入確率は設定差なしの50%です。
設定差の無い部分の引き強、引き弱は勝敗を決める要素にはなりますが、設定判別に含めるポイントでは無いです。
解析値として合成確率を目にしてしまうとどうしてもその数字に引っ張られてしまうかもしれませんがその解析値が設定判別に必要な値か考えて見る事をおすすめします…
まとめ
う~んやっぱり自分でも良くわからない感じになってしまいましたが、少しでも解析値について考える機会になってもらえればと思います。
次回更新は期待値についての予定です。