スロット打ちのエクセル講座その1(合成確率)
設定判別する際にする事で最初に思いつく事ってなんでしょうか?
はじめに・・・
とりあえず小役を数えてみるのではないでしょうか。
設定差のある小役をカウントして数値を判別サイトに通して判断して・・・
でもサイトによっては設定差のある小役が3種類あったら3種類全部入力しなければならなかったり、最近ちょくちょく見かける押し順ベルと特定箇所を目押ししないと判別できない共通ベルをしっかりと分けなければならなかったり・・・
又新台で小役確率はわかっているけれど、まだ何処のサイトも判別サイトを用意してなかったり・・・
そんな時自分で計算できたら便利じゃないですか?
そんな話です・・・
更新予定
その0 :はじめに(まだ見ていない方はとりあえずみて下さい)
その1 :小役の合成確率を計算しよう(まずは肩慣らし)※今ココ
その3 :機械割を計算してみる(小役とボーナス確率から・・・)
その4 :確率の話(何回回せば当たるのか?)
その5 :設定判別(こぜ6)
その6 :期待値計算(期待値は稼いだ?)
まず「はじめに」にをご覧になって頂いているとして話を進めます・・・
例題として「エヴァンゲリオン魂を繋ぐもの」の小役確率です
設定 | ベル | 滑りベル | 弱チェ | 弱スイカ |
1 | 1/10.40 | 1/81.9 | 1/113.2 | 1/79.4 |
2 | 1/10.32 | 1/81.9 | 1/108.2 | 1/75.6 |
3 | 1/10.16 | 1/72.8 | 1/103.0 | 1/72.1 |
4 | 1/9.93 | 1/72.8 | 1/98.9 | 1/68.7 |
5 | 1/9.64 | 1/65.5 | 1/94.6 | 1/65.6 |
6 | 1/9.30 | 1/65.5 | 1/86.2 | 1/62.8 |
設定差のある小役は4種です。
エヴァ魂の滑りベルは停止位置で判別可能ですが、これが判別できなかったり、ART機の押し順ベルと共通ベルの組み合わせでART中しか判別できない場合などもこの2つを1つの小役として考えれば判別機会が増やせる事になります。
これをエクセルで自分で計算してみましょう・・・
普通に計算式で表すなら1/10.4+1/81.9=・・・
ま~電卓使ってもやれない事は無いくらいの計算ですが、設定分全部やるのはめんどくさいし、当然間違える可能性もある、新機種になったらもう1回計算しなければならないと考えたら・・・など考えたら1度計算式を作ってしまってテンプレ化して使い回した方が絶対楽です。
という事でエクセルに入力してみましょう・・・
まずこんな感じの表を作って下さい
一様色分けしてますが、自分の確認だけなら色をつける必要は無いですし言葉もそのまま入力する必要も無いです。
ちなみに黄色は計算する為に入力する所、灰色は実際に計算式を入力して途中の計算結果を(一様)表示する所(一度作ってしまえば使い回しが出来る所です。一番大事な部分かもしれません)、ピンク色は最終結果が表示される所です。
※この色分けはこれからの記事でも共通のルールにしますのでなんとなくで良いので覚えておいてください
それでは早速小役確率を入力してみましょう
入力する数値は1/10.40の内の10.40の分母の部分だけです。
せっかくエクセルを使うのでできるだけ簡単にしましょう
(ベル2役の数値を入力してみます)
まだ、計算結果は出てないですね(当然)ここまでが準備段階です。
これから計算式を入力していきます・・・
※ここで10.40と入力したのに10と表示されたり10.16と入力したのに10.2と表示されたりする場合はまず入力した数値を確認してください。
もし間違っていない場合はこれからの計算結果も問題ないですが、見た目が合わないのは気持ち悪いと考えるなら書式設定を確認してください。
方法は問題のあるセルで右クリック→セルの書式設定→数→少数点以下の桁数を表示したい桁数に合わせてください
やっと本題。合成確率を求める為に計算式を入力します。
今は小役確率の分母しか入力していないので本来の小役確率に直します
式で表すと1/分母です。結果1と結果2に入力していきます。
まず設定1の小役1の確率を結果1のセルに表示させます。
結果1(D2)セルに「=1/B2」と入力します。
計算させる為にはまず最初に=(イコール)を入力します。
同様に結果2(E2)セルに「=1/C2」と入力。
これを設定6の分まで全て入力しましょう
あと一息です。
ちなみにここで全てのセルを自分で入力する必要はないです。
方法は色々あるのですが、まずD2セルに書式を入力したらそのセルをコピーしてD3に貼り付けてみてください。
そして計算式を確認してみると「=1/D3」になっていると思います。
すごく便利な機能ですが、思った通りの動きになっていない場合も結構あると思うので確認だけは確実にして下さい。
それでは計算結果を確認してみましょう
合成確率は2つの役を足したものなのでF2のセルに「=D2+E2」と入力。同様に設定6の分まで計算式を入力(前述のようにコピーして貼り付けてもOKです)
・・・なんか数字が出ているので一様計算されているみたいですが、これではよくわからないですね。という事でこの値を分数の分母に変換
「=1/(D2+E2)」と入力
これで合成確率が出せました。後は表示桁数を変えて見栄えよくしても良いかもしれません。
応用としてせっかくなので分数表示したいなら
「=1&"/"&(1/(D2+E2)」これでOKです。
さらに表示をすきりさせる為に四捨五入をして少数点以下を3桁表示にする為に
「=1&"/"&ROUND(1/(D2+E2);3)」と入力
完成です。ちなみにこれはオープンオフィスでの書式なのですが多分エクセルではセミコロン(;)をカンマ(,)にしなければならないと思います。ROUND関数の書式を確認してください。
ここまできたら後は自分の知りたい合成確率を入力して確認してください。
良く使う可能性がある形としてビッグとレギュラーの合成確率なんかもあると思います。
後は3役合成の確率が求めたいなら3役分の数値を足すようにすれば大丈夫です。
ネット検索で数値が載っていないからと諦めずに自分で計算する事も悪くないと思います。
出来るだけ丁寧にやろうとしたら結構長くなってしまいました。
省略するとわかりにくくなると思うけど、これから内容が濃くなっても同じやり方だととんでもない事になりそうです。どれくらいが丁度良いんだろう・・・